ラジコン飛行機

いきなりですが、ラジコン飛行機の趣味というのはお金のかかる趣味です。飛行機本体にプロポにエンジン。ラジコン飛行機1機作るのに何万かかるのでしょう。私は小さい頃からラジコン飛行機に囲まれて育ちました。会社を経営する傍らでラジコンが趣味で、競技会での審査員の資格まであった父を持っていたためです。子供なら乗れるのではないかというくらい大きなラジコン飛行機を飛ばす父が自慢でした。父が若くして他界したときには追悼飛行会が催され、ラジコン専門誌でも特集を組んでくれた号が今でも宝物です。

ラジコン飛行機とは

ラジオコントロールのことを略してラジコンといいます。無線で動かす飛行機をラジコン飛行機と呼び、ラジコンと呼ばれる物は車、船、ヘリコプターなどがあります。一般にレジオコントロールで動くものをラジコンと呼びますが、増田屋コーポレーションが「ラジコン」で商標を取っているためにほかの企業ではこの言葉が使えません。「RC(ラジオコントロールの略)モデル」がタミヤ社製で「R/Cモデル」が京商社になります。屋外で飛ばすものはもちろんのこと、室内で飛ばすことのできるラジコン飛行機もあります。

ラジコン飛行機をはじめる

個人でラジコン飛行機の趣味をはじめるのであれば、飛ばす場所に注意します。近くにアンテナや民家のない場所を選びましょう。プロポから発信される周波数が同じものがあればラジコン飛行機のコントロールが不能になるからです。お勧めはやはりラジコンクラブに入会することです。父が副会長を務めていたクラブでも子供から大人まで会員が大勢いました。様々な飛ばし方の技術を教えてもらえますし、周波数がかぶってせっかくのラジコン飛行機が飛ばせないなどということもありません。最初はプロポを持ちながら、文字通り手取り足取り教えてもらえますので大会出場への近道になります。ラジコン飛行機を作成する喜びや飛ばす喜びを仲間とともに味わえるのは最高です。一人で飛ばしていてコントロールを誤って落としてしまった場合はとても悲しくて寂しいものですが、クラブに入って仲間がいると、飛行機を落としてしまうのもお祭り騒ぎ、落ちたラジコン飛行機を探しに行く「捜索隊」もまた、楽しみながら行きます。上手に操縦して着陸するのも楽しいですが、こうして仲間とわいわいしながら飛ばすのもとても楽しいものです。

初めてのラジコン飛行機

ラジコン飛行機を始めるにはまず飛行機の模型本体が必要です。そしてラジコン飛行機をコントロールする送信機、プロポが必要です。そしてそれぞれのバッテリーと工具など色々ありますが、まずクラブの会員にアドバイスをもらうか模型店で聞くと間違いありません。使用するラジコン飛行機ですが種類が色々ありますので、初心者は入門機を使いましょう。操縦もしやすく安定性もよく、はじめてでも扱いやすい機体です。この他にも競技会などで使われるアクロ機やスタント機などがあります。ベテランになると自分でラジコン飛行機を作成しますが、初心者は完成品で十分です。

ラジコン飛行機の動力

ラジコン飛行機の動力は、モーターで動くものとエンジンで動くものがあります。扱いやすいのはモーターですが、充電に時間がかかったり、何度もフライトするときは予備のバッテリーも必要になってきます。エンジンですと管理も難しくなってきますが、モーターに比べるとパワーが全然違います。電動のラジコンではないので燃料があればいくらでもフライトすることができます。ベテランの人になればなるほど機体よりもこのモーターやエンジンを大事にし、機体がダメになれば、再度この動力を使って新しい機体を作り上げて大空に飛ばすのです。

ラジコン飛行機の購入

購入後、すぐ飛ばすことのできるフルセットが初心者向きです。燃料や充電をするだけですぐにフライトできるものです。プロポが別になった完成済みのものもありますが初心者はフルセットがいいでしょう。半完成キットなど、自分で必要な部品を用意して完成させるものもありますし、バルサキットといって、バルサからラジコン飛行機を作り上げていくものもあります。こちらは上級者向けになり、機体以外の部品は全て自分で用意して完成させます。この部品を色々選ぶのもまた楽しみの一つです。ラジコン飛行機もビギナーズ級からF3Aとランクもあり、徐々にそのフライトの腕をあげていくのも喜びですね。

ラジコン保険

ラジコンクラブに入っていれば、近隣に迷惑をかけないように専用飛行場を持っているのが普通です。それでも空を飛ばすものですので何があるかわかりません。ラジコン飛行機をはじめるのであれば、ラジコン保険に加入することをおすすめします。ラジコン操縦士登録ではラジコン飛行機に限らず、ラジコン全般をサポートします。模型飛行士登録では、この登録番号がなければ日本航空協会が行う日本選手権に出場することはできません。

ラジコン飛行機の思い出

父がラジコンをはじめたのは自分がまだ幼い頃でした。はじめはモーターボートからはじまり、グライダー、ラジコン飛行機、ラジコンヘリと移行していきました。クラブにも所属し、様々な競技会にも出場して我が家はトロフィーだらけでした。落ちた飛行機を大人に混じって探しに行き、はしゃぎながら飛行場脇の枯れすすきの中を走り回りました。大の大人が子供のようにはしゃぎ、仲間とともに笑う顔が今でも脳裏に浮かびます。大会があると審査員をするためにどこまでも出かけていきました。今でもそのクラブは活動を続けていますが、子供のように目をキラキラさせながらフライトを楽しんでいることでしょう。インターネットが普及した今、ラジコン飛行機の飛ぶ姿を動画で配信しているサイトもありますので、興味があったらちょっと覗いてみるのもいいですね。

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