短歌は五七五七七のリズムで書かれる和歌のひとつの形式で、俳句は五七五のリズムで読まれる日本が特有に持つ定型詩にあたります。この短歌や俳句の他には川柳などもあり、日本人には馴染みの深い言葉での自分の感情や、感じたことを表現する方法でしょう。指を折りながら、あれやこれやと言葉を選んで作り上げる短歌・俳句はなかなか面白いですよね。では、そんな短歌・俳句のルールなどについてご紹介します。
短歌・俳句には共通した決まりごとがひとつだけあります。それは季語を入れることです。季語とは、季節をあらわす言葉のことで、季語を効果的に使ってその季語があらわす季節を上手く表せるようになると、良い短歌・俳句を作れるようになったといえるでしょう。この季語を入れるという決まりが共通しているにあたって、季語に関しての決まりも若干似通ったものになってきます。
その季語に関しての決まりごととは、無季語にしない。季語を複数出さない。という決まりです。これは短歌・俳句に共通した決まりごとになっており、どちらにおいても重要視される部分です。しかし、短歌・俳句と似ている川柳は、この季語を必要としておらず、特別季語を気にせずに楽しめます。この点だけを見ると、短歌・俳句よりも川柳の方が簡単に作れるといってもいいでしょう。
短歌はとても歴史が古く、平安時代から親しまれている和歌のひとつです。その証拠に、万葉には多くの短歌が書かれており、万葉集の9割は短歌が占めているといわれています。また、明治時代には、与謝野晶子などをはじめとした多くの歌人が生まれ、日本の短歌文化を豊かなものにしていきました。そのあとも、短歌は日本の文化として大切に扱われ、小中学校の授業などでも取り扱われ、子供たちが短歌に触れる機会もあります。
短歌の特徴的な形式を簡単に言うと、五七五がフリで、七七がオチとなります。これは、短歌が元々は集団で掛け合いをしながら、問答に答えあうようなリズムで行われていたからだと言われています。五七五で尋ね、七七で答える。その形式を頭において短歌の形を作っていくと、とても短歌としてまとまりのある作品が出来上がります。
俳句は、短歌に比べて新しい日本の文学といえます。短歌が平安時代から親しまれ始めているのに対して、俳句は江戸時代から主に親しまれ始めているといわれています。また、俳句からせん龍が生まれたタオ思っている方も多いかもしれませんが、川柳は俳句から生まれた文学ではなく、俳句と同じく、俳諧を起源とする同じ五七五のリズムで詠まれる定型詩です。
俳句の決まりごととしては、切れと呼ばれるテクニックと余韻を残すという部分をクリアした俳句はとても良い俳句と評価されます。とくに、切れの部分は大きく評価されます。ですので、俳句を極めるのであれば、切れは必要不可欠といえるでしょう。
短歌・俳句を趣味にしたいけど、コンクールや大会に出したいわけじゃないけれど、多くの人に自分の短歌・俳句を見て欲しいと思う人はいるのではないでしょうか?そんな時には、インターネットで自分の作品を公開してみてはいかがでしょうか?現在は簡単に自分の気持ちや考えを表現する場所として、ブログなども登場しています。そのブログを使って短歌・俳句を公開してみたり、また、コンクールや大会に出品するのではなく、ただ短歌・川柳を募集しておるところに応募して、公開してもらったりと、インターネットの中には数多くの短歌・川柳でコミュニケーションをとれる場所があります。
短歌・俳句で重要な役割を果たす季語。大きく分けると春、夏、秋、冬ですが、もっと細かく分けると、初春や仲春、晩春などという風に季節の初めごとにも分類することができるでしょう。また、季語のジャンルの種類にも色々なものがあり、時候、天文、地理、人事、行事、動物、植物、食物などのジャンルがあり、同じ季節を歌っても、捉えるものが違ったりすると非常に面白いものです。また、場合によっては有名な偉人の命日を季語とする場合もあるそうです。また、特別な季語の分類として、新年というものもあり、その新年に入る期間は、元旦から15日までとなります。年にたった15日しかない新年に、毎年一句読んでみてはいかがでしょうか?
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